バラードコレクションアルバム「Ballad Infinity」について・・・

昨年、バンド結成15周年記念YEARを迎えさせて頂いて、たくさんCDも作ったしライブもたくさん演る事ができました。
その時に感じたのは、昔から応援してくれる人もたくさんいるんですけど、新しく応援してくれるようになった人も多いなって事。
最近応援してくれえるようになったファンの皆さんにも、これまで15年間作ってきたSTAYの曲の数々をたくさん知って欲しいという
願いを込めて、今回こういうバラードコレクションアルバムというものを企画してみました。
なぜバラードコレクションかというと、15年間で作ってきたオリジナル曲の中でも特に人気が高いのがバラード曲なんですよね。
どちらかと言えば、バラード曲は結成初期から中期にかけて作る事が多かったんですけど、いまだに根強い人気がある。
”攻める”楽曲がSTAYの真骨頂だと思っているんですけど、もう一つの側面でもあるバラード曲ももっと大事にしていきたいと
最近強く思うようになりました。特にこれからの季節、秋から冬にかけてはやっぱりバラード曲が聴きたくなりますよね。
収録曲はすべて製作当時の録音なので、どうしても荒々しさがあったり、今と比べると技術的に拙い部分も多いと思うんですけど、
それも含めて歴史だし、楽曲に込めた想いや気持ちっていうのは今と変わらない熱量があるので、そこも聴いてみて欲しいです。
16年分のSTAYの歴史をぎゅっと濃縮させたアルバムになっています。これからの季節、じっくりと聴きこんでみて下さい。

お気に入りのバラード曲は?・・・

難しい質問ですね(笑) アルバムに収録する曲を選ぶのも結構大変だったんですよ。メンバーそれぞれが12、3曲のセットリストを組んできて、
4人全員が一致する曲は必ず収録するようにしました。”これは外せないよね”っていう曲はやっぱり被りますね。
そういう意味では、「my friends」や「Missing」「Order of Love」「Brave」なんかは不動の人気があると思います。
僕個人としては「Tomorrow can smile without you」と「MUSIC is」が特にお気に入りです。
「Tomorrow can smile without you」は、『Sundy Beach』(2003年)というアルバムのラストに入れた曲なんですが、
当時交流のあったAQUAというバンドとコラボして作った曲なんですよね。あの頃僕らは高校3年生で、この曲で色々経験出来ました。
自分たちでは表現しきれなかった大人のサウンドというか、メロディーもですが。未だに凄く好きな曲ですね。
「MUSIC is」は、『Addicted』(2009年)のこれまたラストに入れた曲です。僕的にはアルバムラストの曲は好きみたいです。(笑)
この曲は、いつSTAYというバンドが終わっても後悔しないように、感謝の気持ちを込めて書いた曲です。
2009年はバンド結成10周年YEARの前年だったので、10年も活動出来たら凄い事だなーってメンバーと話していたんですよね。
いつ音楽を辞めなきゃいけないかわからないような状況だったので、後悔しないように言いたい事を全て込めた曲です。
色々考えると、どの曲もその時々の思い出があるもんなんですよね。エピソードもたくさんあるし一回じゃ語り切れないくらい。
昔から応援して下さる方にもそういう感覚は共感してもらえると思うし、新しく聴く方は逆に新鮮な気持ちで聴いてもらえる。
その人に合った楽しみ方が出来るアルバムになれたらと思います。

(Interview : 木下岳)



バンド結成から16年。数々の愛されるオリジナル楽曲をハイペースで作り続けてきたSTAY。
その中でも特に愛され支持を受けているのが、名曲揃いのバラード曲。
様々なシチュエーションに合わせて紡がれる歌詞と、胸を打つメロディーとサウンドに心を揺さぶられたファンも多いはず。

今年は「夜」をテーマに、楽曲製作やライブを行っているSTAYが、”秋の夜長”にピッタリのバラード曲だけを集めた
初となるコレクションアルバムを発表します。

すでに視聴を開始しており、ファンクラブを中心に高い評価を頂いている新曲「This Is Your Life」を始め、
冬を彩る定番曲として根強い人気を誇る「Missing」や、十八番ともいえるR&Bサウンドとの融合を果たした「Order Of Love」、
スキャンダラスな禁断の恋愛を描いた「愛をもっと」、出会いと別れの季節に大切な友人に向けて書いた「my friends」など
多種多様な名バラードが揃い踏み。

いつまでも心に残る”うた”を目指して作られた バラードコレクションアルバムをこの秋、ぜひお楽しみ下さい。