★「BOUNCE & LOVERS ~STAY Driving Dive #3~」メンバーインタビュー掲載!!






Remix Album「BOUNCE & LOVERS ~STAY Driving Dive #3~」メンバーインタビュー! 



★Driving Diveシリーズ製作のきっかけとは?

よくライブのアンケートで、「好きな楽曲は何ですか?」という質問をした事は何度かあったんですけど、 「どういうシチュエーションで、STAYの楽曲を聴いていますか?」というアンケートを取った事がなかったんですね。 ある時、たまたまファンクラブでそのアンケートを取ったときに、”ドライブ(車の中)でCDを掛けています”と答えてくれた ファンの方が意外に多くて驚いたんですよ。数多くあるプロのミュージシャンのCDの中から、わざわざアマチュアである STAYのCDを選んで車の中に置いてくれている事に凄く驚いて嬉しかったんですね。確かにSTAYの曲は、ロックバンドなんだけど、ダンス寄りのサウンドの曲も凄く多いから、 ドライブする時用の、もっと気分がアガるようなものを作ってみようという事で、2009年だったかな?Driving Diveの第一弾を作ったんです。

★第一弾”STAY Driving Dive”が予想を超える大反響だった。

正直、そこまでみんな買ってくれないだろう、と生産枚数も少なめにしていたんですけど、実際にフタを開けてみたらビックリする位に大フィーバーで(笑) いつもCDの生産を任せているチームの方に電話して、”もっと焼き回ししてくれ”って急いで増産してもらった記憶がありますね。 応援してくれているファンの方たちはもちろんですけど、周りの音楽関係者からの評価が凄く高かったんですよね。あまり例のない取り組みをしているっていう事もあって、 そこに踏み込んだっていう事と、やっぱりRemixの質の良さが評価されたのかなと思います。こういっては何ですけど、オリジナルよりも映えているミックスも あるよな〜って複雑な気持ちになった事もありましたね(笑)それが切っ掛けでオリジナルのアレンジにもっと拘るようになったし、結果的に良い相乗効果になったのかな、と 今は思っています。アメリカではロックバンドがリミックスアルバムを発表する事がたまにあるんですよね。でも日本ではプロの世界を見てもそういう例はない。 ロックバンドの楽曲だからロックサウンドじゃないとダメ、原曲をいじるなっていう風にしないで、色々な視点から楽曲の良さをもっと引き出す事をトライしていくべきだと思うんですけどね。 なかなかそういう風土にならないのが勿体ないな、と。こういう自由な取り組みが出来るのも、やっぱりアマチュアの良さですよね。

★続く”Palace In Remix”(第二弾)では、メンバーもリミックスの製作に参加。

第一弾は、交流のあったDJやサウンドプロデューサー、クリエーターに声を掛けて、ほぼ丸投げで製作を委託していたんですけど、新しい挑戦として、 第二弾は最初の曲と最後の曲はメンバーがリミックスした楽曲が入っています。アルバムとして一つのテーマを掲げて製作しようという事になったので、 その軸となるサウンドをより明確にしておく必要があったんですよね。そこは誰かに任せるのではなく、自分たちでやろうと。ドラムの健人とベースの翔里のリズム隊の 二人が拘って作ったリミックスになっています。実際に収録曲順に並べて試聴した時に凄く良かったんですよね。メンバー全員が同じ意識でアルバム製作に臨めているから こそ出来た試みだと思います。凄く感慨深いアルバムになりました。

★前作から3年、待望の第三弾のタイトルは”BOUNCE & LOVERS”。

気がつくと前作から3年という感じで。10周年を超えた辺りから本当に時の流れが早くて、今までと同じように動いているはずなのに、出来上がって発表するという時になると、 約何年ぶりという感じになっているんですよね。歳を取るってこういう事なのかな、と怖くなったりもするんですが(笑)この第三弾に関しては、アルバムのテーマも 大体の雰囲気も、昨年には既に形になっていたんですよね。発表するタイミングとして15周年の今年がいいよねという事で温めていたものでもあります。 リミックスアルバムってそれ自体がアガる為に作られているものなので、当然気分的にBOUNCEできるものである事はまず間違いがないんですよ。今回はそれに加えて、 ちょっと趣向を変えて、家でも聴けるような、切ないエッセンスを感じられるサウンドのものにしたくて、タイトルに”LOVERS”を加えたんです。
ジャケット写真が夕暮れのサンセットビーチの画になっているんですけど、目指した所がまさにそのイメージで。夕暮れ時って、ちょっと物哀しかったり、名残惜しかったり、 もっと遊んでいたいのに〜っていう感じがあったり、色々な感情が交差するじゃないですか。そういう時の心情をうまく表現出来ないかな、と思って今回のテーマを 設定したんですよね。今まで以上にピアノの音色をフューチャーしているので、アガるんだけど、ちょっと切ない、”アゲ切ない”っていう新たなフィールドの アルバムになったと思います。

★新しい試みとして、イントロダクションとボーナストラックが追加収録されました。

コンセプトが非常にはっきりしている作品でもありますので、イントロダクションを導入しました。
アルバム「Worldwide」(12年発表)で初めてアルバムとしてイントロダクションを入れてみたんですが、アルバム全体の流れを印象付けてくれる役割を しっかりと担ってくれていたんですよね。それが内外で「いいね」という評価を貰えたので、同じようにコンセプチュアルな作品ですので、今回も イントロダクションを製作しました。この曲は僕等が作曲したのではなく、同じくアルバムに参加してくれている D.J.Airy が作ってくれたトラックで、 「アゲ切ない」の意味をしっかりととらえてくれてるな〜って感動しましたね。
ボーナストラックの"ハイビスカス"は、実は3枚目のアルバム「Sundy Beach」(03年発表)の初回版につけたDVDの中にしか入っていない楽曲なんですよ。 昔から応援してくれている人だったら知っていると思うんですが、最近応援してくれるようになった人からしたら「新曲?」っていう感想になるかもしれません。 今回のアルバムのコンセプトに凄く合致している楽曲で、夏の夕暮れをイメージしたものになっています。あの頃は僕等も高校生で、改めて楽曲を聴いたときに 凄く切ない感じがしたんですよね。昔の思い出が詰まった曲を聴くと切なくなるじゃないですか?そういう気持ちをアルバムに入れたいなって事で、 今回はボーナストラックとして収録しました。これはリミックスではなく、当時のトラックで当時のボーカルです。凄く恥ずかしいですけどね。

★どういうシチュエーションで聴いてもらいたいですか?

もちろんドライブ。たとえば恋人と二人でドライブをしている時とか、夜に車を走らせている時なんかもムードが出ていいかもしれない。 あまりドンドン重低音が響くようなサウンドのものを掛けていても近所迷惑になるから、今回のこのアルバムは最適じゃないですかね。あとは家でじっくりと聴いてもらいたいです。 さっきも言ったんですけど、オリジナルのアレンジを超えるような意気込みで作りこんでいるバージョンばかりなので、一枚のアルバムとしてもじっくりと聴きこんでもらいたいんですよね。 収録曲順にも拘っているので、一つのストーリーとして聴き応えがあると思います。これから暑くなってくる季節なので、少し涼みたい時なんかにも最高だと思います。